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- 2024年11月
Googleから「Tetsushi さんの 2018 年」というタイトルのメールが送られてきました。おそらく、Googleのアカウントを持っていて、なおかつGoogleマップを使ってロケーション履歴機能をオンにしている人に送られてきているのだと思います。2018年を振り返って、訪れた場所と年、国が地図と共に表示されていて、結構面白いなと思いました。
すべて仕事での移動ではあるものの、思いつく国としては、韓国、台湾、香港、中国というアジア圏、北米はアメリカのみ、ヨーロッパはドイツ、スペイン、イタリア、デンマーク、ノルウェイがありますので、どうも数字が合いません。マップを見ると、ブリュッセル(ベルギー)もポイントが付いていますが、これは乗り継ぎだけだったのでカウントされていないのかもしれませんが(そんな器用なことができるのでしょうか?)、それでも普通に数えると10ヶ国あります。
ここで思いつくのが、台湾と香港は中国の括りにしているのではないかという、結構政治的でセンシティブな問題に踏み込んでしまい、中国からブロックされてしまうかもしれないので、ここらへんで詮索を止めたいと思いますが、それにしても2ヶ国減らしたとしても8ヶ国なので、どの国を計算に入れていないのかが分かりません。
こちら側は総距離を表わしていて、国内移動も含めてすべての移動を合計すると10万キロメートルほど移動したようです。つまり、地球2.5周したということにあるようです。やっぱり圧倒的に歩いた距離は短くて、飛行機での移動が稼いでいます。1年間で歩くのはだいたいこれくらいなんですね。2017年と比較してみたところも見てみたいところですが、過去のメール履歴を見ると毎月のサマリーは送られてきていたものの、年間サマリーは今回が初めてのようです(メール履歴のみで判断しています)。2019年はどうなるか楽しみですね。
さて、こんな感じで私自身はとても興味深くこのサマリーを見ましたが、ネットの反応を見ると「怖い」「心配」というような声が結構あるようです。これを楽しいと見るか、怖いと見るかは何を重要視するかというところに関係していると思います。
私は、このGoogleマップのロケーション機能が常に私の行動を記録していることを理解した上で、その機能をオンにしています。この機能のおかげで、過去に訪れたところが分かったり、あの時どこに行ったのか、などを振り返ることもできると思っているのでとても便利に感じています。万が一、何かで逮捕されたときにもアリバイとして有効な証拠になる可能性もあります(詳しくは知りませんが)。
怖いと思う人は、「知らないうちに記録されている」というところに大きな不安を感じるのでしょう。これは素直に、この機能をオフにすべきでしょう。過去には初期設定でユーザーの認識がない状態でこの機能がオンになっていたことでとても大きな問題になりましたが、その後は再確認されたりしていますので、その際に気づかずにオンのままだったのかもしれませんので、今回明示的にオフ、さらには履歴の削除もできますので実行した方が良いと思います。なお、Googleマップのタイムライン機能についてはこちらを参照してください。
長い話になってしまうので今回はこれくらいにしておきますが、便利さと個人情報の提供とのバランスは難しいところです。私は私自身のスマートなライフスタイルに良い影響を及ぼしてくれるのであれば、個人情報の提供に対して否定的ではありません。やはり、データを取得するかどうか、どの様に使うのか、誰に渡るのか、などの情報をしっかりとユーザー本人に確認し、同意を得た上で活用していくべきだと思います。
追記:2021年の年頭に、2020年を振り返って楽しんでみました。
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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